特定非営利活動法人
国際生命科学研究機構

特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)は1981年に設立され、ILSIの一員として世界的な活動の一翼を担うとともに、日本独自の問題にも積極的に取り組んでいます。

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 研究部会 活動報告  
栄養健康研究会 【炭水化物研究部会】
部会の目的
     

これまでの主な活動
 

今後の活動予定
 

GRプロジェクト
プロジェクトの目的
 

これまでの主な活動
     

今後の活動予定
 

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果糖分科会
分科会の目的
 近年、主に米国で果糖が肥満や脂質代謝異常と関連しているとの指摘があり話題となっている。GRプロジェクトを推進して行く上で、この低GI素材である果糖の評価を科学的に検証する必要があり、文献検索を中心に検討することにした。

これまでの主な活動
1.
PubMedによる文献検索:
Pubmed検索により果糖摂取によるヒト臨床試験を検索し、該当した約200文献についてメンバーに振り分け、各自割り当てられた文献について、関連性のあると判断される文献の内容について精査し、その内容を報告した。これは各自一覧にし、分科会長が一覧にまとめることになっている。各メンバーの分担分についてはほぼ終了した。
2.
日本語の文献検索:
  J-Dream2などにより、日本語の文献についての検索
3.
果糖分科会で翻訳した果糖文献 Nutrition Reviews, Vol.63, No.5., pp133-157 Peter J. DVM, PhD 「フラクトース−エネルギー恒常性と脂質/炭水化物代謝の異常調節の意義」の内容の検討

今後の活動予定
1.
PubMedによる文献検索:
未提出のメンバーに提出してもらい、一覧にまとめてゆく作業をする。
2.
日本語の文献検索:
  一部追加で検索を実施する。
3.
果糖文献「フラクトース−エネルギー恒常性と脂質/炭水化物代謝の異常調節の意義」:
  このレビューの内容を2〜3回にわたって、内容を検討 果糖に関する批判の中心となっている文献(Am J Clin Nutr)についてもリストアップして、その内容を検討する。 

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ダイエット分科会
分科会の目的
   生活習慣の予防を目的とした「糖質性炭水化物に焦点を当てた肥満解消法」を中心に先行文献調査を実施し、科学的妥当性を検証する。さらに「科学的根拠にのっとったダイエット法とは何か」について種々の角度から検討していく。

これまでの主な活動
参加メンバーが分担して以下の項目について調査・検討した。
  糖質/脂質の過剰摂取と肥満との関連性についての文献調査。
低炭水化物ダイエット(アトキンスダイエットも含む)の科学的妥当性をヒト介入試験の論文から検証した。
GIとダイエットの関連性のヒト介入試験論文の内容を検討した。
特にGIと食欲・空腹感・満腹感の関連に着目し、短期並びに中長期ヒト介入試験論文の結果を検証した。さらにはグレリン、レプチンなど食欲・満腹感に関連するホルモンまで対象を広げ、文献調査を追加した。それら成果を総説にまとめ、Journal of Nutritional Science and Vitaminology に投稿、採択された。論文タイトルは以下の通り。
Is Glycemic Index of Food a Feasible Predictor of Appetite, Hunger, and Satiety? (J. Nutr. Sci. Vitaminol. Vol. 55, No. 3, 201-207, 2009)

今後の活動予定
  総説にまとめ、投稿・採択された時点でダイエット分科会の活動は終了とした。
今後は、新たな分科会を立ち上げる予定。
   
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(2009年7月)
 



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