特定非営利活動法人
国際生命科学研究機構

特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)は1981年に設立され、ILSIの一員として世界的な活動の一翼を担うとともに、日本独自の問題にも積極的に取り組んでいます。

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ワークショップのお知らせ

ILSI Japan バイオテクノロジー研究会 ワークショップ

組換え微生物を用いて生産された高度精製添加物・食品の安全性評価
〜高度精製品 安全性審査の現状と在り方について2023〜

終了しました。沢山のご参加ありがとうございました。


開催日時: 2023年12月4日(月)14:00〜17:30
場   所: 会議室およびZoomを用いたオンライン会議
※会議室参加は人数に限りがあります(於:東京都中央区京橋)。
 参加希望者に詳細ご連絡いたします。
開催方法: ハイブリッド形式
主   催: 特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)
バイオテクノロジー研究会
定   員: 先着順
人数制限を特段設けず。大多数の場合抽選の可能性あり
参 加 費: 一般企業・個人:2,000円
ILSI Japan会員企業メンバー:2,000円
(ともに不課税)
国公立機関・大学・学校・行政・地方自治体:無料
申込方法: 事前登録制
下記URLから事前に参加登録を行ってください。参加費のお支払いはクレジットカード(VISA、MasterCard、AMERICAN EXPRESS)でお願いいたします。
なお、参加申込後キャンセルは原則受付ません。
https://app.payvent.net/embedded_forms/show/6538a3f3df120f4a8e4e0d62

参加登録された方には自動返信メールにて登録の完了のお知らせと領収書が送付されます。
参加登録をされた方へのみ、本ワークショップのTeamsのURLは当日までに、当日資料については開催後日にILSI-Japan事務局からメールにて送付されます。

※参加登録後、当日までにURLが届かなかった場合はILSI-Japan事務局までご連絡ください。
  ILSI-Japan事務局 ilsijapan@ilsijapan.org

申込期間: 2023年11月30日(木)まで
 



 会議目的:

 遺伝子組換え微生物を用いて製造された高度に精製された食品添加物には、「遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物のうち、アミノ酸等の最終産物が高度に精製された非タンパク質性添加物の安全性評価の考え方(平成17年4月28日 食品安全委員会決定)」(「遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物の安全性評価基準(平成16年3月25日 食品安全委員会決定)」附則)、いわゆる「高度精製の附則」に基づき、食品安全委員会により食品健康影響評価が行われる。一方、遺伝子組換え微生物を用いた添加物・食品は、食品の国際的な流通網の整備にともない、国民の豊かな食生活に資するため、安全性を確保したうえでの迅速な審査が求められている。さらに近年、国内のバイオ企業のみならず海外企業からの安全性審査申請件数が急増している。
 このような背景や、これまで行われた食品健康影響評価で得られた科学的知見及び国際的な動向等を踏まえ、令和4年10月より、食品安全委員会遺伝子組換え食品等専門調査会(以降、専門調査会)にて、「遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物の安全性評価基準」および「高度精製の附則」の見直し検討が行われている。このたび新指針(案)の内容がほぼ確定し、さらに、科学技術の進歩に即した新たな解析技術や評価手法への対応を明示的に示すことを目的とした「技術的文書」が作成されることも明らかにされた。
 本ワークショップにおいては、昨年度の「高度精製品の安全性審査の現状と在り方について」に引き続き、より一層科学的かつ安全性が担保された迅速な審査の実現を目標として、旧評価基準からのアップデートについて確認すると共に、遺伝子組換え微生物を製造に用いた食品・食品添加物の安全性評価制度全体を俯瞰しつつ、当該安全性審査の現状、業界からの課題情報提供を行うことで、産官学の相互理解を深め、新評価指針の在り方がより実用的なものとなるよう議論していきたい。




 プログラム (演題名、演者は変更になることがございます。ご了承下さい。)
14:00〜14:10 本WSの意義
ILSI Japan バイオテクノロジー研究会
加村 澄子
14:10〜14:30 遺伝子組換え食品・添加物に係る制度について(仮題)
厚生労働省 健康・生活衛生局 食品基準審査課 新開発食品保健対策室
室長 佐野 喜彦 氏
14:30〜14:50 遺伝子組換え食品等の食品健康影響評価について
内閣府食品安全委員会事務局 評価第二課
新食品等係長 山口 拓朗 氏
<10分間 休憩>
15:00〜15:40 科学の進歩とレギュラトリーサイエンスから予想する未来のGM食品・添加物の規制(仮題)
千葉大学 大学院園芸学研究院 先端園芸工学講座
児玉 浩明 教授
15:40〜16:10 高度精製食品・食品添加物 最近の審査の現状について(仮題)
明治大学 農学部 農芸化学科 微生物生態学研究室
中島 春紫 教授
<10分間 休憩/ディスカッション準備>
16:20〜17:20 総合討論
遺伝子組換え食品等の食品健康影響評価に関する評価指針 および 技術的文書の在り方について
17:20〜17:30 ワークショップのまとめと閉会のご挨拶
ILSI Japan バイオテクノロジー研究会
加村 澄子


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