特定非営利活動法人
国際生命科学研究機構

特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)は1981年に設立され、ILSIの一員として世界的な活動の一翼を担うとともに、日本独自の問題にも積極的に取り組んでいます。

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講演会のお知らせ

ILSI Japan・NITE合同公開シンポジウム 2024

〜食品産業において求められる微生物検査と法令対応〜

終了しました。沢山のご参加ありがとうございました。

開催日時: 2024年3月8日(金)13:10〜17:35
形  式: 対面形式(※オンライン無し)
共  催: 特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)食品微生物研究部会
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)
会  場: 三菱ケミカル株式会社 Science & Innovation Center 大ホール
神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地
https://www.m-chemical.co.jp/company/mcc-location/rd01.html
定  員: 150名(先着)
参 加 費: ILSI Japan会員の個人、企業の方(講演資料を含む):4,000円
一般企業・個人・その他の方(講演資料を含む):6,000円
講演資料のみ:3,000円
※参加費は不課税となります。講演資料のみにつきましても不課税です。
申込方法: 事前参加登録(事前申込のみ)
下記URLから事前に参加登録を行ってください。参加費のお支払いはクレジットカード(VISA、MasterCard、AMERICAN EXPRESS)でお願いいたします。
なお、参加申込後キャンセルした場合は、参加費の6%分を手数料としていただきます。
https://app.payvent.net/embedded_forms/show/65a76f8b240b2426dcb7fb06

申込期間: 2024年1月26日(金)〜2024年2月27日(火)2024年3月5日(火)(募集延長)
 

フライヤー:
 本シンポジウムのフライヤーです。閲覧およびダウンロードしてご利用いただくことができます。

  ILSI Japan・NITE合同公開シンポジウム 2024 フライヤー

お問合わせ先:
ILSI Japan 食品微生物研究部会
電話番号 : 03-6284-0877
メールアドレス : ilsijapan@ilsijapan.org




シンポジウム開催の趣旨:
 

 今日の食品産業は、食品工業にとどまらず、素材供給産業としての農業、水産業、化学工業、食品流通業、さらに飲食店などを含めて広範囲にわたっています。一方、世界的に食の安全への関心は高まっており、食品産業界においては、コンプライアンス(法令遵守及び社会倫理に適合した行動)や消費者の信頼確保と向上に、より一層の取り組みがなされているところです。
 こうした背景の中、食品の安全確保のためには、食品の製造や流通における危害菌の検査は必要であり、食品開発上のリスク低減のためには、食品原料や資材等に混入する微生物の検査も重要です。さらには、製品化された食品を海外に輸出、特に微生物を含む食品の輸出の際や、海外工場での食品製造時の微生物安全の確保など、様々な法令や社会倫理への対応などその内容は多岐に渡り、網羅的な理解は難しいながらも、事業の持続性の観点からコンプライアンスへの対応は不可欠であります。
 そこで、本シンポジウムでは、食品事業者が行う「微生物が含まれる海外産原料・資材等の検査および研究・開発を行う」という作業において、事業者が注意すべき点、関係する法令等についての基礎知識の習得と、関連する最新の状況を理解することを目的に、輸入食品衛生検査、微生物の輸出入に関連する関係法令、病原細菌等の取り扱いに関する法令、さらに生物多様性条約に関する国際動向について、それらの省庁担当者様および専門家の先生方にご登壇いただき、上記の理解を深める機会を設けました。また、本内容は、食品業界のみならず、その他の微生物に関連する産業界の方々にとっても有益な情報が得られるものと思います。

2024年1月
特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)食品微生物研究部会
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)




講演プログラム (演題名、演者は変更になることがございます。ご了承下さい。)
13:10〜13:20 開会のご挨拶
ILSI Japan 理事長 宮澤 陽夫
NITE 理事長 長谷川 史彦

13:20〜13:30 本シンポジウムの趣旨説明
ILSI Japan 食品微生物研究部会 部会長 関本 訓士

13:30〜14:00 微生物学的観点からの輸入食品の安全確保について
厚生労働省 食品監視安全課 輸入食品安全対策室 輸出国登録施設査察専門官
一ノ瀬 史成

14:00〜14:30 植物検疫における微生物の輸出入
農林水産省 消費・安全局 植物防疫課 課長補佐 後藤 慎

14:30〜15:00 家畜伝染病予防法に基づく微生物等の輸出入手続き及び留意点と所持管理について
農林水産省 動物検疫所 企画管理部 危機管理課 上席主任検疫官 池田 亜季
農林水産省 消費・安全局 動物衛生課 課長補佐 松井 裕佑

15:00〜15:10 休憩
15:10〜15:40 食品衛生検査の基礎知識
東京都健康安全研究センター 微生物部 食品微生物研究科 主任研究員
門間 千枝

15:40〜16:10 感染症法と病原微生物の取り扱い
国立感染症研究所 安全実験管理部 部長 花木 賢一

16:10〜16:40 名古屋議定書・ABS 指針の概要および注意点、DSI 取り扱いの動向
国立遺伝学研究所 産学連携・知的財産室 室長 鈴木 睦昭

16:40〜17:00 微生物の危険度・有害性の判断基準となる情報の集約と提供
NITE バイオテクノロジーセンター バイオデジタル推進課 課長 市川 夏子

17:00〜17:05 閉会のご挨拶
NITE バイオテクノロジーセンター 所長 早川 卓郎

17:05〜17:35 講師との名刺交換会
講師の方々(※途中退席される講師もおられますことをご了承ください。)


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