第6回ILSI Japanライフサイエンス・シンポジウム
「食の安全情報とフードファディズムを取り巻く諸問題」開催のご案内
このたびILSI Japanでは、2011年2月22日に、午前の通常総会に続き午後に「食の安全情報とフードファディズムを取り巻く諸問題」と題した第6回ILSI
Japanライフサイエンス・シンポジウムを開催いたします。本シンポジウムは一般公開で、ILSI
Japan会員の方はもとより、非会員の方もご参加いただけます。
昨今、分析評価技術の向上に伴い、食品中に極めて微量存在する毒性未知の物質がいくつか見出され、改めて食の安全を再評価する気運が高まっております。インターネット伝達網の発展によりその情報は瞬時に世界中に駆け巡り、かつ、誰しもが容易にその情報を入手できるようになった今、これまで以上に「内容」の重要性が問われています。かたや、科学が立証した事実に関係なく何らかの食べものや栄養が健康と病気に与える影響を過大評価し、科学が立証したことよりもその影響を信じ固執している、フードファディズム(food
faddism)とも受け取れる情報により、食の安全情報が消費者に必ずしも正しく伝わっていないケースが散見されています。
本シンポジウムでは、こうした食の安全情報とフードファディズムを取り巻く諸問題に関して、様々な立場からの見解をご紹介するもので、国内の専門家をお招きして最新の動向が伺える貴重な機会です。当日は質疑応答、総合討議の時間を設けております。
ご多忙中とは存じますが、是非ご参加の程、お願い申し上げます。
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