食品産業のグローバル展開
〜食品規格等に関するデータベース、ASEAN経済統合とTPP〜
（平成27年度農林水産省
食品産業グローバル展開インフラ整備事業報告）
報告会
終了しました

　我が国の農林水産物・食品の輸出や食品産業の海外展開に際しては、日本産品が相手国の定める食品等に係る法規、規格及び規制に適合する必要があります。しかしながら、輸出等を検討する我が国の食品関連事業者等が食品規格等について十分な情報を有していないため、このことが輸出促進や海外展開の阻害要因となっています。
　こうした状況を改善するため、平成26年度から農林水産省の食品産業グローバル展開インフラ整備事業として、農林水産物・食品の輸出戦略に位置付けられた重点国・重要品目を対象に、順次、各国の食品規格等に関する情報を検索可能な情報としてウェブコンテンツ化し、阻害要因の解消に取り組んでおります。平成27年度事業では、過年度において調査を行っていない国・地域の食品規格等についての追加調査を実施し、データベースの充実を図りました。

　本年度事業のまとめに際し、2015年にはTPPの大筋合意が成され、また2016年よりASEANの経済統合が実現したことから、これらに関する情報提供を含めて報告会を開催します。