開催内容
第一部では、「栄養とエイジング」研究の30年を振り返るとともに、政府主導で進められている「健康日本21」の現状把握とその国際比較について考察します。
第二部では、ILSI Japanの取組みとして、機能性食品ゲノミクス(東大寄付講座)、健康な食事研究会、栄養科学と運動科学の融合に関するシンポジウムの成果を報告する予定です。
第三部では、「個別化栄養(プレシジョン・ニュートリション)で拓く健康の未来」をテーマに、個々人が健康に生きていく上で欠かせない食事・栄養・運動を対象とした、人工知能(AI)やビッグデータなどの新技術/データサイエンスを駆使した新たな研究および社会実装手法の状況とその可能性について議論します。
開催概要
- 開催名称
- 第8回「栄養とエイジング」国際会議
平均寿命と健康寿命が一致する社会の実現 - 日時
- 2019年10月1日(火)-2日(水)
- 場所
- 国際連合大学 ウ・タント国際会議場
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前 5-53-70 - 主催
- 特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)
- 共催
- ILSI Europe, ILSI Southeast Asia Region
- 用語
- 日本語・英語(同時通訳付き)
- 参加費
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- 会員:25,000円 (事前登録 20,000円)
- 非会員:30,000円 (事前登録 25,000円)
- 学生:7,000円 (事前登録 5,000円)
- 申込期限
- 申し込みは終了しました。
9/15以降の参加希望はILSI Japan事務局にお問い合わせください。 - 懇親会
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- 日時:2019年10月1日(火)17:30~
- 場所:国際連合大学2F レセプションホール
- 後援
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- 内閣府
- 農林水産省
- 文部科学省
- 厚生労働省
- 外務省
- 経済産業省
- 東京都
- 国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所
- 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門
- 地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所
- 公益社団法人 日本栄養・食糧学会
- 公益社団法人 日本栄養士会
- 一般社団法人 日本応用老年学会
- 日本基礎老化学会
- 一般社団法人 日本臨床栄養学会
- 公益社団法人 日本ビタミン学会
- 特定非営利活動法人 日本栄養改善学会
- 一般社団法人 日本肥満症予防協会
- 特定非営利活動法人 日本スポーツ栄養学会
- 一般社団法人 日本体力医学会
- 日本運動免疫学研究会
- 日本運動疫学会
- 公益財団法人 腸内細菌学会
- 特定非営利活動法人 NSCAジャパン
- 一般財団法人 食品産業センター
- 一般社団法人 健康食品産業協議会
- 健康日本21推進全国連絡協議会
- 日本毒性病理学会
- 一般社団法人 日本家政学会
- 協賛
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- 公益財団法人 上原記念生命科学財団
- 公益財団法人 飯島藤十郎記念食品科学振興財団
- 公益社団法人 日本農芸化学会
- 公益財団法人 内藤記念科学振興財団
- 公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
- 独立行政法人 国際観光振興機構
- 公益財団法人 東京観光財団
- スポンサー企業
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PLATINUM
GOLD
SILVER
BRONZE
Special Supported by
国際会議のねらい
International Life Sciences Institute, ILSIは、1978年にアメリカで設立された非営利の団体です。
ILSI JapanはILSIの日本支部として1981年に設立され、その10周年記念として、1991年に第1回「栄養とエイジング」国際会議を開催し、以降4年に一度、同国際会議を開催して参りました。今回の第8回会議は、2012年の厚生労働省「健康日本21(第2次)」の中で掲げられた「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」Sustainable Development Goals(SDGs)に鑑み、世界に先駆けて超高齢社会を迎えている日本が、アジア全体を見据え、栄養とエイジングの分野で「健康寿命の延伸」実現の方向性を示し、世界に貢献することを目指し企画しています。
- 開会の挨拶
- 宮澤 陽夫 ILSI Japan 会長
Session1:オーバービュー
- 座長:岩元 睦夫長寿社会の課題と可能性
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秋山 弘子
東京大学 名誉教授 - 日本の栄養政策の歴史
- 正林 督章
環境省大臣官房審議官 元厚生労働省健康課長 - 座長:辻村 英雄健康日本21(第2次)の現状と課題
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辻 一郎
東北大学大学院医学系研究科 公衆衛生学専攻 教授 - International Research Developments Focus on
Human Variation in Response to Food and Nutrients - Dr. Richard Head
南オーストラリア大学 がん研究センター名誉教授 オーストラリア - 総合討論
- セッション1講演者全員 及び モデレーター:辻 一郎 東北大学大学院医学系研究科 教授
Session2:ILSI Japanの取り組み
- 座長:中村 丁次健康な食事研究会
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安川 拓次
ILSI Japan 理事長 - 健康な食事研究会(健康な食事の概念構築)
- 佐々木 敏
東京大学大学院医学系研究科 社会予防疫学分野 教授 - 健康な食事研究会(中食の実態把握)
- 坂田 隆
石巻専修大学理工学部 教授 - 健康な食事研究会(社会実装)
- 桑田 有
人間総合科学大学大学院 教授 - 座長: 阿部 文明東京大学機能性食品ゲノミクス(寄付講座成果の総括)
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阿部 啓子
東京大学大学院農学生命科学研究科 特任教授 - 第9回ライフサイエンス・シンポジウムー総括
栄養科学と運動科学の融合 - 宮地 元彦
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 身体活動研究部 部長 - 総合討論
- セッション2講演者全員 及び モデレーター:宮地 元彦 国立研究開発法人 健康・栄養研究所 部長
Session3:個別化栄養(プレシジョン・ニュートリション)で拓く健康の未来
- 座長: 安川 拓次基調講演:Society 5.0時代の健康と栄養
- 宮田 裕章
慶應義塾大学 医学部 医療政策・管理学教室 教授 - 座長: 阿部 圭一先端データサイエンス(AIと個別化医療)
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井元 清哉
東京大学医科学研究所ヘルスインテリジェンスセンター長 健康医療データサイエンス分野 教授 - Personalizing Nutrition for Healthy Aging
- Dr. Jose Ordovas
タフツ大 教授 アメリカ - 座長: 国澤 純Gut Microbiome and Nutrition
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Dr. Doris Vandeputte
ルーベン大 ベルギー - Harnessing the gut microbiome to promote metabolic health
- Dr. Niv Zmora
ワイツマン科学研究所 イスラエル
※※ Dr. David Zeeviは都合により変更になりました。 - 座長: 谷口 茂アミノ酸バイオマーカー
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木村 毅
味の素(株)アドバイザー - 運動・身体活動と普及科学
- 鎌田 真光
東京大学大学院医学系研究科 保健社会行動学分野 助教 - 時間生物学:生物時計と生体リズム
- 山仲 勇二郎
北海道大学大学院教育学研究院 生活健康学研究室 准教授 - パネルディスカッション
- セッション3講演者全員 及び モデレーター:宮田 裕章 慶應義塾大学 医学部 医療政策・管理学教室 教授
- 閉会の挨拶
- 安川 拓次 ILSI Japan 理事長